あなたと夜と音楽と
ブログネタが思いつかないので、むかし、おいに送ったメールで紹介した架空FM放送を再掲して今日はお茶を濁すことにする。テーマは、もしジャズの曲で自分がFM番組を作るとしたら何を流すか。
オープニング
キース・ジャレットの「Country」("My Song"に入っているもの)
サックスのヤン・ガルバレクが若い!このメロディラインは、たまらない。
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2曲目
エラ・フィッツジェラルドの「These Foolish Things」
どのアルバムに収録されているか、いまだに不明。こういうしっとりとした曲を、じっくり聴かせるエラはさすが。
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3曲目
アート・ペッパーの「Over the Rainbow」(オムニバスアルバム"Birds & Ballads"あるいは"Ballads By Four"に収録のもの)
ペッパーは50年代の若い頃のプレイが一番だと思うけれど、それでもこの曲だけは、このオムニバスに収録されたものが最高だと思う。ピアノのスタンリー・カウエルとベースのセシル・マクビーもいい。ちなみに、このアルバムに入っている別の曲でジョン・クレマーの「Nexus」も忘れがたい。
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4曲目
ジョン・コルトレーンとデューク・エリントンの「In A Sentimental Mood」
コルトレーンは、本当は"Bluetrane"や"My Favortie Things"といったものを選ぶのが筋なのだろうけど、デューク・エリントンと共演したこのアルバムの1曲目にあるタイトルチューンは、コルトレーンの持つ繊細な一面がよく分かる曲だと思う。
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5曲目
マイルス・デイヴィスの「On Green Dolphin Street」("1958 Miles"に収録のもの)
マイルスのファンであれば、おそらくもっと他の曲を選ぶであろうが、個人的にはこの曲が一番好きである。曲そのものが好きだし、このアルバムに入っているマイルスの演奏もいい。
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6曲目
バド・パウエルの「Cleopatra's Dream」("The Scene Changes"の1曲目)
Bluenoteレーベルの青いジャケットが、何ともいえずよい、超有名盤。ずいぶん昔、テレビCMにも使われた曲。バド・パウエル自身は壮絶な一生を送った人で、最後はニューヨークで栄養失調のため亡くなった(60年代アメリカという、もののあふれた国で!)ジャズピアニストで、この人の影響を受けていない人はいないだろう、というくらい偉大な人。穐吉敏子も多大な影響をうけている。
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穐吉敏子といえば、この人のインタビューを聞いて、すごいと脱帽してしまった。たしか70歳を過ぎていたはずだが、それまで夫のサックス奏者、ルー・タバキンと結成していたビッグ・バンドを解散した理由を聞かれて、「もっとうまく弾けるようになると思うので、ピアノに集中したいから」と答えた。70過ぎて、しかも一流のピアニストが、「もっとうまくなりたい」からというこの向上心。頭が下がる。
7曲目
ライオネル・ハンプトンの「Star Dust」
これはCDで、入手できるのかどうか。原盤は12インチシングルだったような気がする。この曲は、何といってもアルコ・ベースのスラム・ステュワート。もちろんリーダーのライオネル・ハンプトンのヴィブラフォン(いわゆる鉄琴)もよいけれど、それ以上に弓をつかって引いているベースが最高によい。
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エンディング
ビル・エバンスの「Waltz For Debby」(同名アルバムのタイトルチューン)
やはり、締めはビル・エバンス。何も他に付け加えることはない。
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