« 春の気配 | トップページ | 名人の死 »

2015年3月19日 (木)

さてどうするか

自分の叱り方で生徒の学習行動が変わったように錯覚することがある。が、それは錯覚でしかない。他者に影響を与えてその行動や考えを変えさせるということは、そうそう簡単にできることではない。こんこんと説教をしても、くどくどと小言を言ってもほとんど効果はない。

「いつも言ってるでしょ。どうしてお母さんの言う通りできないの?」というひと言が、あちこちのご家庭で飛び交っているのではないかと思われるが、今述べた通り、他者に影響を与えて行動を変えさせるのは至難の業だ。叱るだけでは変化は訪れない。

他者が変わるのは、その人自身が意欲や興味を持ったときだけではないか。誰かに言われて変わったように思える場合でも、それはその人が自分の中で誰かの言葉を選び取ったからなのだと思う。「過去と他人は…」という、あれである。未来と自分は変えることができるけれど、過去と他人を動かすことは無理だ。

教えることも、たぶん同じなのだろう。興味や好奇心が掻き立てられなければ、身につかない。懇切丁寧にひとつひとつを噛み砕いて教えても、教えられている当人にそれを吸収しようという気持ちがなければ、ほとんど何も残らずスルーされてしまう。

さてどうするか。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ 教育ブログ 塾・予備校教育

人気ブログランキングへ 人気ブログランキング(教育・学校)

|

« 春の気配 | トップページ | 名人の死 »

ひとりごと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: さてどうするか:

« 春の気配 | トップページ | 名人の死 »