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2013年11月18日 (月)

体内時計の錯覚

福岡伸一さんの本を読んでいて、自分がこれまでまちがった考え方をしていたことに気がついた。何かというと、なぜ人は年を取ると一年が速く過ぎていくように感じるのかという話。

これまでずっと、生きてきた年齢分の一が一年だから、年を取るほど短く感じるのだと思っていた。つまり、3歳の子どもにとって一年は自分が生きてきた時間の三分の一だが、80歳の老人にとっては八十分の一だから短く感じるのだとばかり思い込んでいた。

ところが、実は人間の時間感覚は体内時計によるものであり、その体内時計とはタンパク質の新陳代謝速度に拠っているのだそうだ。細胞分裂のタイミングや分化プログラムなどの時間経過が、すべてタンパク質の分解と合成のサイクルによってコントロールされているのだという。

つまり、年齢を重ねるにつれて新陳代謝速度は確実に遅くなる。そうすると体内時計もゆっくり回ることになる。体内時計の感覚でまだ「一年」が過ぎたと感じていないのに、カレンダーの上では一年が過ぎるようになれば、ああ一年の過ぎてゆくのが速くなったなあとしみじみ思うようになるのだろう。

実際の物理的時間は一定のはずだが、自分の体内時計が遅れ出すから短く感じられるというわけだったのか。なるほど。

今年もあと一月半を切ってしまった。本当にあっという間だなあ。やはり、私も確実に体内時計が遅れてきているようだ。

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