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2012年11月21日 (水)

仕事

糸井重里さんが「ほぼ日刊イトイ新聞」 の冒頭ページに掲げている「今日のダーリン」というエッセイで、仕事について興味深いことを書いていた。

「ほぼ日」(「ほぼ日刊イトイ新聞」のこと)の仕事のやり方は、三つのことが循環しているイメージで続いているという。

一つ目は「動機」。起点となる「どういうことをやりたいか」。二つ目が「実行」。頭やこころの中にあった目に見えないもの、つまり「動機」を形にしていく「どうするか、どうできるか」の部分。そして最後に「市場化」(糸井さんは「集合(集まる)」と言っていますが)。できたものが人を引き寄せ、気持ちを引き寄せ、さらに評価や価値が乗っていくことだという。

ここまできて仕事はやっとかたちになり、この三番目の段階が一つ目の「動機」の材料にもなる。つまり、仕事が循環していくと糸井さんは言う。さらにこの三つの段階のどれにも困難があり、どれが欠けても循環は成り立たない。「動機」と「実行」と「集合」の循環がくるくる回ってくれるようなことだけが根付いていくという。

まったくその通りだなあ、と思う。動機は、おそらくどんな仕事にも最初はあるはずだ。しかし、仕事の循環が回り始めて長い時間が過ぎると、動機がいつの間にか忘れられ仕事が単なるルーティンになってしまう。

実行したことが評価を呼び寄せ、それが新たな動機をつくり出していくという好循環を維持していくのはなかなか容易なことではないようにも思う。しかし、糸井さんが締めくくりに書いているのだが「すべては「人」だし「意思」だし、「楽しみ」なんだよね。」(「今日のダーリン」より)なのだろう。

評価や価値の「集合」が「動機」を新たにしていく。「動機」が新たになればさらなる「実行」へと循環が始まる。難しいけれども、大事なことだと思う。

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