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2011年11月14日 (月)

放射能汚染地図・その4

11日、文部科学省のサイトに岩手・長野・山梨・静岡・岐阜・富山各県の放射線量を空から測定して作成された地図が載せられた(こちら) 。さっそく岩手の地図を見てみる。

以前の記事 で紹介した群馬大の早川先生が作られた放射能地図四訂版と比べてみる。早川先生の地図では平泉に降下した放射性物質による線量が高かったのだが、文科省の地図を見ると平泉周辺はそれほど高くなく、むしろ奥州市と平泉町の境、前沢地区の最南部あたりが高い。

奥州市のサイトに載る放射線量の測定値をときどき確認しにいくのだが、古い日時のものしかない。私が住んでいる北上市はほぼ一週毎に定点測定の結果を更新しているので、最近の測定値がよく分かる。0.01マイクロシーベルト台の数値で、とりあえず安心しているが、教室のある奥州市の最新測定値が分からない。八月頃に除染が行われた奥州市内の小中学校や幼稚園・保育所などのその後の数値はどうなっているのか。(除染前と除染後の測定値はこちらで確認できる)

県内すべての市町村のサイトを確認したわけではないので断定できないが、自治体によって対応に温度差があるような気がする。少なくとも奥州市と北上市では市の対応が異なるように感じる。たとえば、北上市では市民に線量計の貸し出しを始めた。たしか5台ほどだったかと思う。申し込みをすれば市民は市役所から借り出して自分で測定が可能だ。奥州市の状況はよく分からないのだが、このような対応がなされているのかどうか。

話を最初の測定地図に戻すと、平泉周辺の線量が低いのは確かなことなのだろうか。文科省の公的な発表だから間違いないだろう、と言えばその通りなのだが。しかし予測システムSPEEDIの数値を三月の早い段階でつかんでいながら、避難の必要な時期に公表せず半月以上も後になってから実はこういう予測が出ていましたと発表した文科省である。世界遺産に登録された平泉への影響を懸念して数値を変えている、などということがないことを願う。

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