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2011年2月19日 (土)

ノスタルジー・その1

昭和三十年代に生まれた世代にとって、「巨人の星」「あしたのジョー」「空手バカ一代」「キックの鬼」「タイガーマスク」など梶原一騎原作の劇画の数々は懐かしい。「あしたのジョー」だけ高森朝雄という別名義ではあるが、梶原一騎の作った世界にどれだけ影響されているか分からない。

今年に入ってからの「タイガーマスク」現象や実写版「あしたのジョー」の話題に触れるたび、私と同じ五十歳代の方々は何かノスタルジーのようなものを感じておられるのではないだろうか。たまたまTBSのニュース探究ラジオDig のポッドキャスティングで、この梶原一騎を特集していて、ああそうだったよなと一人懐かしさに浸っていた。

たとえば「空手バカ一代」という極真空手の創始者大山倍達を主人公とした劇画は、「うしろの百太郎」などの心霊マンガでも有名なつのだじろうが絵を担当している。この空手劇画に影響を受けて空手道場に通われた方もいるのではないか。「空手バカ一代」は大山倍達の実人生そのものではなかったようだが、当時この劇画を読んでいた子どもたちは、こんなすごい人が本当にいるのかとあこがれにも似た気持ちを抱いていた。

週刊のマンガ雑誌を買ってもらえなかったのだが、たぶん友だちから借りて読んだのかもしれない。この「空手バカ一代」は、雑誌の連載時に読んでいる。あの有名な「山籠もり」の場面も連載の誌面で読んだ。片方の眉毛を剃り落として、里に下りたくなる気持ちを自分に断念させる例のシーンなど記憶に残っている。

しかし印象と影響の大きさで言えば、「巨人の星」か「あしたのジョー」になるだろう。小学生のころ私は巨人ファンだった。川上巨人のころである。つまり巨人が一番強かったころであり、3番王・4番長嶋という黄金期である(ちなみに現在はあまり熱心とは言えない阪神ファンである)。地方に住んでいると巨人以外の球団、特にパ・リーグなどほとんどテレビ中継に入ることがなかったので、日本シリーズでも見ない限り印象が薄かった。野球中継といえばほとんどが巨人戦。巨人ファンが多かったのも当然といえば当然だったのだろう。

そういう巨人ファンだったことも相まって「巨人の星」の印象は大きい。もっともこれはマンガ雑誌ではなく、テレビで見た記憶である。今と違ってビデオがあるわけではない。もしかすると再放送分の記憶も重なっているのかもしれないが、最初に見たときの印象はかなり鮮明だ。それほど強烈な印象を残した作品だということになる。

長くなりそうなので、明日に続く。

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