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2011年2月 7日 (月)

二つの「流星」

数日前の大験セミナー・金田先生 のブログに、吉田拓郎の「流星」が貼りつけられていた(こちら) 。三十年以上も前の曲なのに、自分の中ではまったく古くなっていない。二十歳の頃の自分に向き合っているような新鮮な気持ちを味わった。

この吉田拓郎の「流星」を手嶌葵さんがカバーしている。拓郎の「流星」とは趣を異にする静かな、沁み入るような歌い方だ。つぶやくように歌われる手嶌さんの「流星」に耳を傾けていると、涙が止まらなくなってしまった。「流星」の歌詞の意味の深さが一つ一つ心に響く。今の自分に向けて歌われているように錯覚してしまったのかもしれない。

この手嶌葵さんの歌う「流星」を耳にしたのは、偶然テレビで目にしたリコーのコマーシャルの中でだった。コマーシャルそのものもじんわりと伝わってくるものがあったが、やはりそのバックで流れていた歌声に惹きつけられた。拓郎の「流星」なのに、なんだか少し違う顔をしている。耳の奥底にこびりついてなかなか消えてくれない。何だろう、この感触は。

手嶌葵さんの「流星」を聴くと、拓郎の「流星」が聴きたくなり、拓郎の「流星」を聴くと手嶌さんの「流星」が聴きたくなる。だから、ここ数日この二つの「流星」をエンドレス再生にして聴いている。そうして聴いていると、二つの「流星」のよさが際立ってくる。

それにしても、この曲の歌詞はこんなに美しかったのか。こんなに悲しいくらい美しい歌詞だとは、今まで気づかなかった。

時間がある方は、二つの「流星」に耳を傾けて頂ければと思う。

吉田拓郎流星

手嶌葵流星

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コメント

流星を聴いていると、青春時代のやるせない感情が湧いてきて、あの頃の風を感じます。
星のお王子様を読んだ後の胸がキューンとするような、魂の孤独や生きることの意味みたいなものがメロディーとともに、さざ波となって押し寄せてきます。
合格を勝ちとり卒塾する子どもたちの後ろ姿をみながら、僕は何故か青春時代に、別れた恋人や友人たちの姿に重ね合わせてしまいます。
すると流星を聞きたくなります。


【学び舎主人】
金田先生、ありがとうございます。

いい曲ですね、しみじみそう思います。
来し方行く末へのさまざまな思いが一気に去来して、干からびたようになっていた自分の内側がみるみる満たされていくのが分かりました。
月の満ち欠けのように、人の心も満ちては欠け、欠けては満ちることのくり返しなのかもしれません。ともかく前へ進もうと思います。

投稿: かねごん | 2011年2月 7日 (月) 07時24分

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