« 旧稿の虫干し・その1 | トップページ | 夏の一冊 »

2010年7月25日 (日)

「気」が気になる

昨日の夜、テレビを見ていたら中国武術の特集で、少林寺などの絶技を紹介していた。ブルース・リーの全盛期に中学時代を送った私は、思わず最後まで見てしまった。これはすごい。道教の武術も峨眉山の武術もすごかったが、やはり少林寺の絶技はただものではなかった。

特に技を披露する前に「気」を集中するときの所作が興味深かった。それぞれがそれぞれのやり方で「気」を集め、十分に「気」が満ちたところで技を繰り出す。ある僧侶は指二本で倒立をする。まず人さし指と中指の合計四本で倒立し、そこから中指を一本ずつはずしていき人さし指二本だけとなる。三十年近くの修行の後にやっとできるようになった技だという。別の若い僧侶は額から頭頂部に「気」を集め、気合いもろとも鋼の板を頭でうち砕いてしまう。また別の僧侶は素手で重ねた煉瓦をうち砕く。

「気」とは何なのだろう。科学的にどのような説明がつくものなのか、私には全くわからない。しかし、日本語の表現には「気」の付くものが多い。「気」が散る・「気」が滅入る・「気」に入らない。何だかネガティブな表現ばかりが浮かんでくるが、元「気」・根「気」・やる「気」とポジティブな表現もある。

そもそも「気持ち」という言葉が「気」を持つと表される。病は「気」から、などという言い方もある。「気」が抜けたような時間を過ごしてきた私は、やっとこのごろ「気」力が戻ってきた。「気」合いを入れて夏を乗り切らなければと思っている。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ 教育ブログ 塾・予備校教育

人気ブログランキングへ 人気ブログランキング(教育・学校)

|

« 旧稿の虫干し・その1 | トップページ | 夏の一冊 »

言葉・言語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「気」が気になる:

« 旧稿の虫干し・その1 | トップページ | 夏の一冊 »