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2010年7月13日 (火)

最近マンガを読んでないなあ…

毎朝、NHKの連続ドラマ「ゲゲゲの女房」を楽しんでいる。ドラマで描かれる水木しげる氏の古典的とも思える「漫画家」ぶりに感心しながら、杉浦太陽さんが演ずる「浦木克夫」はやっぱり「ねずみ男」だよなと笑ってしまう。

「ゲゲゲの鬼太郎」は、雑誌に連載されているものを読んだかどうかはっきりと覚えていないが、テレビでアニメ化されたものは再放送分も含めて何度も見ている。茶碗のお風呂につかる目玉おやじ、無責任男の極致「ねずみ男」、猫娘や子泣き爺に砂かけ婆というレギュラーキャラクターが出てくるだけで、なんだかなつかしい。

特に「ねずみ男」のいい加減さは、反面教師になっている。そうか、世の中にはこういう人間もいるんだよな、確かに。ときどき味方になるけれど、風向き次第で敵方に寝返ってしまう小ずるさを抱えている「ねずみ男」の小人ぶりは、実はきらいではない。世の中みんないい人ばかりではないしなあ、と子どもながら納得したようにも思う。

そういえば最近、ほとんどマンガを読んでいない。いわゆる「青年漫画誌」に連載されている作品は、ドラマや映画の原作になることが多いようだが、その手のものもほとんど読む機会がない。だから、現在どういう漫画家が人気があるのか一向に分からない。

しかし、この漫画雑誌がどうも経営的に大変なことになっているらしい。編集家の竹熊健太郎さんのブログ「たけくまメモ」によると、「多くのマンガ雑誌は、かりに単行本がそこそこ出ていても、雑誌の赤字が単行本の利益を大幅に上回っているという状態がもう数年は続いている」のだそうで、「雑誌を出さなければ単行本は出せないのだが、雑誌の赤が単行本の利益を食い尽くす」現状なのだという。(詳しくはこちら

竹熊さんによると「紙メディア」による漫画雑誌から「電子出版」へと移って行かざるを得ないが、それでも「しばらくは儲からない」のではないかという話である。出版業界はマンガに限らず大きな変革期にさしかかっているのだろうが、それを頭の片隅に置きながら「ゲゲゲの女房」を見ていると、このドラマに描かれているように少年漫画誌が売れていて元気な時代があったんだよなあ、と感慨深い。

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コメント

僕も毎朝欠かさずゲゲゲの女房を見ています。
貧乏神が出てくるたびに、人事ではなく、思わず食べているご飯が、詰まりそうになるこの頃です(・・笑い)。
それにしても、あのどん底からはい上がっていく、水木さんの逞しさと、彼を支えた奥様には脱帽ですね。
『チャンスは必ずやってくる』僕もそう信じて生きて行きたいですね。


【学び舎主人】
金田先生、コメントありがとうございます。

「何とかなる」という楽観主義の水木さんの姿に励まされます。自分の好きなものに打ち込んで、それが結果的に周囲に認められていくというのは幸せなことだとも思います。
私も「何とかなる」と前向きに考えようと思っています。

投稿: かねごん | 2010年7月13日 (火) 23時27分

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