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2010年5月29日 (土)

綸言汗の如し

結局、辺野古移設案という最悪の選択となった。一体、鳩山総理は何を考えているのだろう。7月の参議院選挙の焦点となる前に5月末までに解決したかったのだそうだが、結果的に参議院選挙の大きな焦点になってしまうのではないか。

鳩山総理に期待した沖縄県民の失望感は大きいだろう。全国の知事に打診した訓練の分散案に大阪府以外の知事が冷ややかな反応だったことに対しても、沖縄では憤りと哀しみが広がっているという。

以前の記事でも書いたように、本来は安全保障をめぐる日米関係をどう見直すかの問題であるはずなのに、政権が交代しても前政権と同じような辺野古移設案の採用しか選択肢がないというむなしさ。

総理の言葉がこれほど軽くしか響かないというのは、救いがたい状況だと思う。政治に対する不信感を膨らませ、失望感を蔓延させるだけである。権力を握るつもりでいたのであれば、自分の言動がどういう影響を周囲に及ぼしていくのかということに対し、細心の配慮をしなければならなかったはずだし、一旦言葉にしてしまった以上はその言葉に責任を持つのが政治家ではないのか。認識が足りなかったというのはお粗末としか言いようがない。

自公民政権のころも政権交代した現政権でも、一国のリーダーの資質がこのように目を覆うほど低いということに絶望的な気持ちになる。そういう政治家しかわれわれ国民が選び出していないということでもある。

7月の参議院選挙をきっかけにまた政治不信がいっそうひどくならなければいいのだが。現政権に期待できないからといって、おそらく自民党支持にも戻らないだろうと思う。選択肢がないし、政治に期待が持てないから投票には行かない、そういう気持ちを持つ人が増えるのではないかと危惧する。

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