« 午後の空想 | トップページ | 圓生的志ん生的・番外編 »

2010年4月 9日 (金)

たとえば

テレビをつけると満員の東京ドーム。親子連れで巨人戦を見に来た人々をカメラがとらえる。あるいは東京ディズニーランドやディズニーシー。初めて訪れる人たちばかりでなくリピーターも相当の数になるだろう。今朝のニュースショーを見ていたら、あと三日で改修工事のために見られなくなる姫路城に観光客が殺到しているという映像が流れていた。観光バスがひっきりなしに出入りし、長蛇の列が天守閣まで続く。

一体、どこが不景気なのだろう。厳しい経済情勢だと言われ、就職率も悪化し、非正規雇用でも雇用があるだけましだというような誰かの声が聞こえる一方で、このテレビに映し出される光景は何なのだろう。格差が拡大している、ということなのだろうか。

百年に一度のなんとかと言われながら、実際は、あるところにはあるということなのではないのかと思ってしまう。不況ではあっても食べるものに事欠くことはない。毎日の食事にも事欠くような状況に置かれている人々は、どれくらいの数この国に存在するのだろう。誰の言葉なのか忘れてしまったが、八十年ほど前の世界恐慌の頃より、食べるものがなかった戦後の食糧難の時代の方が大変だったのではないかと言っていた人がいた。

エコポイントが変わるのに合わせて、三月末は地デジ対応の薄型テレビが通常月の2倍以上も売れたらしい。プリウスをはじめとするハイブリッド車も売れ行きが好調のようだ。どこが不景気なのだ、一体。

あるところにはある。問題は何にお金を使うか、なのだろう。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ 教育ブログ 塾・予備校教育

人気ブログランキングへ 人気ブログランキング(教育・学校)

|

« 午後の空想 | トップページ | 圓生的志ん生的・番外編 »

ひとりごと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: たとえば:

« 午後の空想 | トップページ | 圓生的志ん生的・番外編 »