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2009年11月 1日 (日)

あなたと夜と音楽と

ブログネタが思いつかないので、むかし、おいに送ったメールで紹介した架空FM放送を再掲して今日はお茶を濁すことにする。テーマは、もしジャズの曲で自分がFM番組を作るとしたら何を流すか。

オープニング
キース・ジャレットの「Country」("My Song"に入っているもの)
サックスのヤン・ガルバレクが若い!このメロディラインは、たまらない。
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2曲目
エラ・フィッツジェラルドの「These Foolish Things」
どのアルバムに収録されているか、いまだに不明。こういうしっとりとした曲を、じっくり聴かせるエラはさすが。
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3曲目
アート・ペッパーの「Over the Rainbow」(オムニバスアルバム"Birds & Ballads"あるいは"Ballads By Four"に収録のもの)
ペッパーは50年代の若い頃のプレイが一番だと思うけれど、それでもこの曲だけは、このオムニバスに収録されたものが最高だと思う。ピアノのスタンリー・カウエルとベースのセシル・マクビーもいい。ちなみに、このアルバムに入っている別の曲でジョン・クレマーの「Nexus」も忘れがたい。
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4曲目
ジョン・コルトレーンとデューク・エリントンの「In A Sentimental Mood」
コルトレーンは、本当は"Bluetrane"や"My Favortie Things"といったものを選ぶのが筋なのだろうけど、デューク・エリントンと共演したこのアルバムの1曲目にあるタイトルチューンは、コルトレーンの持つ繊細な一面がよく分かる曲だと思う。
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5曲目
マイルス・デイヴィスの「On Green Dolphin Street」("1958 Miles"に収録のもの)
マイルスのファンであれば、おそらくもっと他の曲を選ぶであろうが、個人的にはこの曲が一番好きである。曲そのものが好きだし、このアルバムに入っているマイルスの演奏もいい。
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6曲目
バド・パウエルの「Cleopatra's Dream」("The Scene Changes"の1曲目)
Bluenoteレーベルの青いジャケットが、何ともいえずよい、超有名盤。ずいぶん昔、テレビCMにも使われた曲。バド・パウエル自身は壮絶な一生を送った人で、最後はニューヨークで栄養失調のため亡くなった(60年代アメリカという、もののあふれた国で!)ジャズピアニストで、この人の影響を受けていない人はいないだろう、というくらい偉大な人。穐吉敏子も多大な影響をうけている。
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穐吉敏子といえば、この人のインタビューを聞いて、すごいと脱帽してしまった。たしか70歳を過ぎていたはずだが、それまで夫のサックス奏者、ルー・タバキンと結成していたビッグ・バンドを解散した理由を聞かれて、「もっとうまく弾けるようになると思うので、ピアノに集中したいから」と答えた。70過ぎて、しかも一流のピアニストが、「もっとうまくなりたい」からというこの向上心。頭が下がる。

7曲目
ライオネル・ハンプトンの「Star Dust」
これはCDで、入手できるのかどうか。原盤は12インチシングルだったような気がする。この曲は、何といってもアルコ・ベースのスラム・ステュワート。もちろんリーダーのライオネル・ハンプトンのヴィブラフォン(いわゆる鉄琴)もよいけれど、それ以上に弓をつかって引いているベースが最高によい。
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エンディング
ビル・エバンスの「Waltz For Debby」(同名アルバムのタイトルチューン)
やはり、締めはビル・エバンス。何も他に付け加えることはない。
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コメント

ヤンの音は凄いっすね☆


【学び舎主人】
いいよなあ、このテナー。何回聴いてもヤン・ガルバレクのサックスに耳が持っていかれてしまう。こういう音を出せたら、本望だろうなあ。

投稿: オイ・マクレーガー | 2009年11月 7日 (土) 10時36分

早速曲が聞くことが出来て嬉しいです。
明日は午前中久しぶりの休みなので、今夜はジャズに酔いしれたいと思います。ありがとうございます。


【学び舎主人】
うまく、You Tubeにファイルがみつかりました。たぶん、記事中で紹介したものと同じ演奏だと思います。

投稿: かねごん | 2009年11月 2日 (月) 23時28分

ジョン・コルトレーンとデューク・エリントンの「In A Sentimental Mood」
いいですね。生きている喜びや憂いがしみじみと心に染み入る名曲ですね。他の曲のチョイスもすばらしい。久しぶりに全部聴きたいですね。


【学び舎主人】
金田先生、コメントありがとうございます。
コルトレーンはIn A Sentimental Moodでソプラノ・サックスを吹いていたと思いますが、テナー奏者がソプラノに持ち替えると本当に可憐な演奏を聴かせてくれますね。ズート・シムズもそうですが、テナーの時の迫力ある演奏との対照がいいと思います。

You Tubeで探すとほとんどの曲が見つかるかもしれませんので、リンクを探してみます。

追記:聴き直してみたらこの曲はテナーで吹いていますね。アルバムジャケットのソプラノ・サックスのイメージが強かったので、勘違いしていました。

投稿: かねごん | 2009年11月 2日 (月) 08時10分

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