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2009年11月15日 (日)

虹の柱

今朝奥州市の教室に向かう途中、しばらくぶりに虹を目にした。ほんの数分しか見られなかったが、なんだか得をした気分になってしまった。何気なく西の空を見やったときに、一部分だけの虹が目に入ってきた。アーチ状になる手前で消えているので、虹の柱がすっと立っているように見えた。

西の空は雨雲なのか暗い色の雲が空に広がっていて、その濃い灰色を背景に虹の柱が鮮やかだった。朝の日差しを東から受けてできたものだろう。途中まで見えていたが、江刺区と水沢区の境あたりまで来ると見えなくなった。

昨日の記事で紹介した吉野弘さんの詩に「虹の足」という詩があったはずだなあ、と思い出す。バスの中から虹を目にして、遠くにある家々が虹の足の中にあることに気がつく。おそらく虹の足の中にいる人々は、自分たちが虹の中にいるとは気がついていないだろうという思いを抱く。この詩では虹は幸せの比喩になっていたように思う。

空気中の水分がプリズムのように作用して虹ができるのだと分かっていても、不思議な光景である。古代中国では虹を龍に結びつけて考えていたという話を何かで読んだように記憶しているのだが、出典が見つからない。記憶違いかもしれない。

「虹の彼方に」という曲については、ずいぶん以前の記事に書いたことがある。この間書いた架空FM放送の記事でもアート・ペッパーの吹く1曲を入れておいた。虹を見ると遠いところにある何かに自然に思いが向いていく。なかなか実際に見ることが少ないだけに余計にそんなふうに感じるのだろうか。

外は風が強い。少し雨も降ってきたようだ。ひと雨ごとに寒さに向かっていく時期になった。

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