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2009年8月 8日 (土)

あ、本田先生の本だ

親父ギャグそのままのタイトルをお許しいただきたい。ブログを通じておつき合いいただいている山口のみかみ塾-本田屋の本田先生が本を出された。『君の成績をぐんぐん伸ばす7つの心のつくり方』(本田篤嗣 著・総合法令出版)である。

こういう本を待っていた。大人に向けたさまざまな啓発書は山のようにある。しかし、中高生が読むことを前提に、「成績を伸ばす」ために必要な「心の持ち方」や「ものごとのとらえ方」にポイントを置いて書かれたものはほとんどないのではないだろうか。

この本田先生の本がすばらしいのは、単なる技術や表面的なノウハウを教えるのではなく、技術を使う前提となる「考え方」や「こころの持ち方」をどのようにして身につけていけばいいのかを具体的に教えてくれるところだ。

さまざまな啓発書に盛られている内容を、教室に来ている生徒に形を変えて伝えたいものだと思ったことがある。系統もなく断片的に、しかも散発的に話をしたりすることもあったが、なかなか子どもたちにうまく伝えることができなかった。この本はまさに欲しかった一冊である。ここのところ連日、暇さえあれば本田先生のこの本からそのまま抜き出してトークに使わせていただいている。保護者へ連絡する文章にも利用させていただいている。そのくらい、至るところに的確なアドバイスが多く載っている。

『7つの心』のうち、前半の4つは具体的な話で、中高生には分かりやすく実践しやすいスキルが紹介されている。しかし真骨頂は後半の3つだと私は思う。「言葉」「感謝」「信念」に支えられてこそスキルは生きるのであって、スキルだけ独立してあるのではない。いや最初はスキルだけから入ってもいいのかもしれない。スキルから入っても本田先生の説くところは「言葉」「感謝」「信念」というものへ結びついていくので、単なるテクニックだけを覚えるような薄っぺらなものにはならない。

さまざまな国際的意識調査の結果などを見て、日本の子どもたちの自己肯定感の低さが気になっていた。自分のあり方に誇りが持てない、自分が好きになれない、そんな子どもが増えているのは悲しむべきことである。この本を読んで自分のことを信じる気持ちを持つ生徒が一人でも多く増えてくれたらいいなと思う。

だれもがイチローのようになれるわけではない。それでもイチローが自分自身を信じて結果を出してきたように、自分自身を信じることはできるはずだ。私たちがともすれば教えることを忘れがちな「誇り」の大切さをこの本は教えてくれる。

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コメント

あ!ありがとうございます!
なんというか先生の文が素晴らしすぎて、ぼーっとしてしまいました。
書いていただけて大変光栄です。m(__)m。

書籍の内容、どんどん使ってやってください。使われてこそ意味のある本であると嬉しいです。

m(__)m。


(学び舎主人)
こちらこそ、ありがとうございます。
こういう本を本当に待っていました。貸し出し用にあと何冊か購入しようと思っているくらいです。

お忙しいところだと思いますので、体調に気をつけてお過ごしください。

投稿: mr.honda(本田篤嗣) | 2009年8月 8日 (土) 03時46分

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