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2009年7月26日 (日)

緑の海を渡る風

自宅から教室のある奥州市水沢区へ向かうとき、ほぼ毎日、同じ奥州市の江刺区を抜ける。

道の両側は水田が広がり、出穂期前のこの時期は一面緑の海だ。風が吹くと稲の葉がなびき、その通り道が波頭のようにサアッと動いていく。鮮やかな緑だ。まるで何面ものサッカー場があるようにも見える。

江刺区は米どころとして名高い。大正14年、東京深川精米市場に出品し最高位の格付けを獲得し、昭和5年に岩手県穀物検査所の許可を得て「金札」を付けて出荷したことから「江刺金札米」と呼ばれている。食味ランキング10年連続最高評価の「特A」をうけている江刺金札米の「ひとめぼれ」は、5キロで2,500円ほど。さすがに高級米だ。残念ながら、そのような高級米は食したことがない。

この「金札米」の産地も減反政策の影響を受けているのか、ところどころ豆の植えられたところや水を張っただけのところがあり、緑の海が虫食いになっている。遠くまで一面緑の海だったところが、そのように虫食い状態であるのを目にすると果たしてこれはいいことなのかと思ってしまう。

私は農家ではないので、減反政策の意図を正確につかんでいるわけではないが、唯一高い自給率を維持している米をわざわざ作るなというのはよく分からない。農家を保護するためであるという名目なのかもしれないが、米剰りで米価が安定しないことを心配するのであればそれこそ助成金を出すとか調整のしかたはあるように思うのだが。

それにしても本当にこの緑の海は美しい。稲の葉先の高さがほぼそろっているので、まるで芝生のようだ。草取りの手間をかけ、粟やヒエがまじらないようにしているからこんなふうにそろっているのだろう。

もうじき出穂期を迎える。十分な日照があるといいのだが。実り豊かな黄金色の海に変貌するころ、季節はすっかり秋になる。

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