« 古典の底力・その12 | トップページ | プレテスト第1回を実施しました »

2009年7月 4日 (土)

芝のコートは気持ちよさそうだ

ウィンブルドン男子準決勝で、ロジャー・フェデラーがトミー・ハースを破り決勝進出を決めた。セット数3-0でストレート勝ちだが、それにしても強い。

クレーコートの王者ナダルは今年の全仏で4回戦敗退というまさかの結果だった。両膝の故障が原因らしく、今年のウィンブルドンは欠場。となると、フェデラーの独壇場かと思っていたが、やはりそうなりつつある。

ハースは健闘していたが、勝負所でサービスゲームをブレイクされてしまい、一気に流れがフェデラーに傾くという展開だった。

男子準決勝のもう一試合はアンディ・マレー対アンディ・ロディック。ロディックが決勝に進出すれば2005年以来で、その時と同じフェデラーとの対決となる。地元のマレー相手の試合となるので、観客を味方に付けるのは容易ではないだろうが、強烈なサーブとフォアがきまればロディックの方が優位かと思う。何といっても230キロ近くのサーブが打てるのだ。サービスゲームは圧倒的に有利で、マレーがブレイクするのは難しいだろう。

それにしても4大大会のシングルスはいつ見てもおもしろい。宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島みたいに、個人と個人の能力のぎりぎりを出した戦いは緊迫感がある。一瞬の判断の遅れやミスが致命的な結果を招く。逆を突かれる。ドロップショットでポトリと落とされる。しかも長い試合になると、3時間とか平気で続く。見ていると球技というより格闘技に近い感覚だ。

トッププレーヤー同士の試合というのは、それほど大きな技術的隔たりがあるわけではない。では、何が勝敗を分けているのだろう。駆け引きのうまさ?それもあるが、やはり精神面の強さではないか。メンタル・コントロールのできるプレーヤーが最後に喜びを爆発させることができる。

今朝確認したら、決勝はどうやらフェデラー対ロディックのようだが、そういう意味で終始冷静なフェデラーが有利なんだろうな。もう引退してしまったがアメリカのアンドレ・アガシが現役の最後のころは、頭も丸めてまるで修行僧みたいな風貌だった。飄々としていて、一見するとチャーリー・ブラウンがコートに立っているようにも見えた。が、そのメンタル面のコントロールは他のプレーヤーが足許にも及ばないみごとなものだった。いつも淡々と、どちらかといえばセカセカとベースラインに立ち、あっという間にサーブをしてひょいひょいとポイントを取る姿はかっこよかった。フェデラーはアガシとはタイプが違うけれども、冷静さという点では似たようなものがある。

今年からウィンブルドンのセンターコートは開閉式の屋根ができたので、例年のように雨で試合が中断ということはないだろう。フェデラーの牙城にビッグサーバーのロディックがどこまで迫れるのか、決勝が楽しみだ。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ 教育ブログ 塾・予備校教育

人気ブログランキングへ 人気ブログランキング(教育・学校)

|

« 古典の底力・その12 | トップページ | プレテスト第1回を実施しました »

スポーツ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/486406/30395818

この記事へのトラックバック一覧です: 芝のコートは気持ちよさそうだ:

« 古典の底力・その12 | トップページ | プレテスト第1回を実施しました »