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2009年4月10日 (金)

恒例の読書リスト春版

暖かくなってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。ネタが切れてきた頃の定番、これから読みたい読書リストの春版となりました。興味のわく題材がありましたらお手にとってみてはいかがでしょうか。

  1. 「学力と階層  …教育の綻びをどう修正するか」、苅谷剛彦、朝日出版社
  2. 「アラブ、祈りとしての文学」、岡真理、みすず書房
  3. 「エル・システマ …音楽で貧困を救う南米ベネズエラの社会政策」、山田真一、教育評論社
  4. 「町工場巡礼の旅」、小関智弘、中公文庫
  5. 「心は遺伝子の論理で決まるのか」、キース・E・スタノヴィッチ、椋田直子訳、みすず書房
  6. 「すごい空の見つけ方」、武田康男、草思社
  7. 「世界の測量」、ダニエル・ケールマン、瀬川裕司訳、三修社

1は仕事がらみではありますが、経済の危機的な状況が進行していく中で親の所得格差によって子どもの教育が左右されてしまう現状に不安と不満を覚えることから。

2はタイトルしか記憶がありません。おそらくあまり紹介されることのないアラブ現代文学についての本だったように思います。アラブの文学的な伝統を踏まえてイスラム教圏の今を映し出している文学作品がいかなるものなのか、大いに興味を引かれます。

3はNHK教育テレビでも取り上げられていたのでご存じの方もあるのでは。南米のベネズエラではスラム街に住む子どもたちにクラシック音楽の教育を施し、才能のある子どもにはその道で食べていけるように政府が音楽教育に力を入れているようです。確か政府が立てた音楽学校に無償で入れて才能を開花させるのではなかったでしょうか。貧困に立ち向かうこれも一つの方法だと思います。

4は2と同様タイトルしか覚えていません。日本の町工場には高い技術をもつ職人さんが大勢いたし今もいるのだろうと思うのですが、そういった職人さんを著者が一人一人尋ねていくルポだったと思います。

5の話はなかなか面白そうです。それにしてもみすず書房は科学から文学まで守備範囲が広いです。装幀がきれいですよね、みすず書房の本って。みすず書房の白いカバーは一種神々しい趣すらあります。もちろん、お値段もそれなりに高いです。

6の「すごい空」は本当にすごい空なんでしょうね。ほとんど内容についての記憶がないので多分そうだとしか言いようがありません。

7はフンボルトとガウスを主人公にした小説。一方は世界各地を自由に旅行していた地理学者で探検家のフンボルト、他方は祖国から離れなかった数学者で天文学者のガウス。この両者の対照的な姿が面白そうです。18~19世紀のドイツに生きた二人の学者の人生を描いた「哲学的冒険小説」なのだそうです。ドイツでは100万部を越えるベストセラーになったらしいのですが、ということは読みやすいのかそれともドイツ人が哲学好きなのか。いずれにしても面白そうな一冊です。

以上春の読書リストですが、興味をそそられたタイトルがありましたか。

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