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2009年1月16日 (金)

ことしは今日がブログの書き始めです

冬期講習が14日に上がり、中学校の新学期も始まりました。遅ればせながら本年もよろしくお願いいたします。

さて、ことしは正月の3日から仕事を始めております関係で、寝正月ともならず元日・2日の休みを利用して読書三昧となりました。読書メモを残しておこうと思いながら去年は実行せずに過ぎてしまいましたので、ことしは定期的に読了した本を記録していこうと思い、さっそく1月半ばまでの分を書きだしてみることにします。

1 「走ることについて語るときにぼくの語ること」村上春樹・文藝春秋・2007年
2 「読む人間 読書講義」大江健三郎・集英社・2007年
3 「姜尚中対談集 -それぞれの韓国そして朝鮮-」姜尚中・角川学芸出版・2007年
4 「スヌーピーの処世哲学」廣淵升彦・海竜社・2006年
5 「三国志(二)」吉川英治・講談社(吉川英治歴史時代文庫)・1989年

1は村上春樹がランナーとしての自分を振り返ることで小説家としての来し方を振り返ることにもなっている点がおもしろいエッセイでした。長年その小説を読んできた読者としてはランナーとしての村上春樹は知っていましたが、実際どのようにしてマラソンやトライアスロンに出る準備をしているのか分かりませんでしたし、なにより「風の歌を聴け」以来変わらない村上春樹の作家としてのスタンスも見えておもしろく読みました。
2の大江健三郎も自分が読んできた本を通じて、作家としての自分の今がどう形作られてきたかを語る興味深い本です。英詩やダンテの「神曲」を読んでみたくなりました。
3は対談集です。対談している人々の年齢も職業もまちまちでありながら、姜尚中が「在日」という存在として日本と半島との間でどういうところに立ってものを考えようとしているかがよく分かりました。
4はなかなか味わい深い本です。シュルツさんの「ピーナッツ」に登場するおなじみのチャーリー・ブラウンやルーシー、ライナスそしてスヌーピーたちの英語のセリフを紹介しながらそこに込められたシュルツさんの深い人間洞察がほのぼのとした調子で解説されております。
5の吉川三国志はこれで何度目でしょうか。3度目か4度目だと思いますが、何度読んでもついつい引き込まれてしまいます。それだけストーリーを忘れているということかもしれません(笑)。文庫で八冊ありますのでまだ序盤ですが、呂布と劉備の関わりがこんなにあったんだっけとすっかり忘れておりました。いずれ「三国志演義」や正史の「三国志」も手を出したいものだと思っております。

去年から読みかけの本もあわせてですが、期せずして村上春樹・大江健三郎・姜尚中の三者とも自己の立ち位置を確認するような本だったなと思います。年頭に読んだのも何かの縁でしょうから、私も自分の現在の立っているところを確認してみようと思います。

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