楽しき役員選び
自治会長の任期もあとふた月ほどで終わります。次期役員の選出は自治会長に一任されていますので、候補の方に打診し、引き受けてもらえるようお願いするという交渉をこの数日間続けております。
今年は行政区の区長をうちの自治会から推挙する番に当たっており、これが年明けから大きな課題でした。任期二年の行政区長は北上市の場合、非常勤特別職の地方公務員という身分で区長設置規則に基づいて報酬も月額いくらときまって出ます。しかし出なければならない会議の数がかなりありますし、学校関係の式典やら地域行事やらの際も来賓としての出席を求められますから、なかなか引き受け手がいなくて困る場合が多いようです。
再任は妨げられておらず、現在の行政区長さんも十期20年の間務めていただいたのですが、年齢と体力面から次期は辞めたいという意向を早くから告げられていました。で、古い輪番制からうちの自治会に回ってきたというわけです。戸数が少ない地区ですので、正直どうしようかと困りました。何らかの役員をすでに引き受けている方が多く、その少ない人材の中から誰を推薦すればいいのかと思っていたところ、案ずるよりなんとかでとんとんと話がうまくまとまりそうです。
大乗神楽の保存会の会長をされているおじいさんが間に入って下さり、最初の候補予定者には辞退されてしまいましたが、次の候補の方にどうやら引き受けてもらえそうな気配となりました。まだ、確定ではないですが日頃から自治会活動でもお世話になっている方ですので、おそらく引き受けてもらえるのではないかとまずは一安心。
物事に偶然はつきものですが、神楽のおじいさんが散歩に出ているところをどこかに用事で行くのだと勘違いした私が車に乗せると区長の推薦の話になりました。実はこれからそのために地区の交流センターに区長の仕事について話を聞きに行くところだと告げると、じゃあオレもいっしょに行こうと話が決まり、そこから先はおじいさんがいろいろ手配してくれてあれよあれよという間に事が進んでしまいました。さすが亀の甲より年の功です。老人パワーはあなどれません。
まだ確定していない役員の選出が三つほどありますが、これはこれでなんとかなるだろうと楽観しております。何といっても一番難しいと思っていた人選が拍子抜けするくらい簡単に決まりましたので、後はもうなんとでもなるような気分です。
さて今回学んだ教訓は
1 他力本願は大事である
2 断られたところから物事は始まる
ということにつきます。
何事によらず自分だけで解決しようと思ってもうまく行かないときは、他の人の力を借りた方が早く解決するものです。また、何事でも二つ返事ですぐにいいですよと引き受けてくれる人の方が奇特なくらいですから、まずは一旦断られるものだろうと思っていた方が交渉するときの気持ちが楽になります。その上で粘ってみることなんでしょうね。ホントに断りたい場合もあるでしょうが、案外うまくいくことも多いみたいです。ゲーム好きな方はRPG(ロールプレイングゲーム)のミッションみたいに考えて交渉すると交渉過程そのものが楽しめると思います。私も経験値が10くらい上がったような気がします、ハハハ。
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