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2009年1月

2009年1月30日 (金)

楽しき役員選び

自治会長の任期もあとふた月ほどで終わります。次期役員の選出は自治会長に一任されていますので、候補の方に打診し、引き受けてもらえるようお願いするという交渉をこの数日間続けております。

今年は行政区の区長をうちの自治会から推挙する番に当たっており、これが年明けから大きな課題でした。任期二年の行政区長は北上市の場合、非常勤特別職の地方公務員という身分で区長設置規則に基づいて報酬も月額いくらときまって出ます。しかし出なければならない会議の数がかなりありますし、学校関係の式典やら地域行事やらの際も来賓としての出席を求められますから、なかなか引き受け手がいなくて困る場合が多いようです。

再任は妨げられておらず、現在の行政区長さんも十期20年の間務めていただいたのですが、年齢と体力面から次期は辞めたいという意向を早くから告げられていました。で、古い輪番制からうちの自治会に回ってきたというわけです。戸数が少ない地区ですので、正直どうしようかと困りました。何らかの役員をすでに引き受けている方が多く、その少ない人材の中から誰を推薦すればいいのかと思っていたところ、案ずるよりなんとかでとんとんと話がうまくまとまりそうです。

大乗神楽の保存会の会長をされているおじいさんが間に入って下さり、最初の候補予定者には辞退されてしまいましたが、次の候補の方にどうやら引き受けてもらえそうな気配となりました。まだ、確定ではないですが日頃から自治会活動でもお世話になっている方ですので、おそらく引き受けてもらえるのではないかとまずは一安心。

物事に偶然はつきものですが、神楽のおじいさんが散歩に出ているところをどこかに用事で行くのだと勘違いした私が車に乗せると区長の推薦の話になりました。実はこれからそのために地区の交流センターに区長の仕事について話を聞きに行くところだと告げると、じゃあオレもいっしょに行こうと話が決まり、そこから先はおじいさんがいろいろ手配してくれてあれよあれよという間に事が進んでしまいました。さすが亀の甲より年の功です。老人パワーはあなどれません。

まだ確定していない役員の選出が三つほどありますが、これはこれでなんとかなるだろうと楽観しております。何といっても一番難しいと思っていた人選が拍子抜けするくらい簡単に決まりましたので、後はもうなんとでもなるような気分です。

さて今回学んだ教訓は
  1 他力本願は大事である
  2 断られたところから物事は始まる 
ということにつきます。

何事によらず自分だけで解決しようと思ってもうまく行かないときは、他の人の力を借りた方が早く解決するものです。また、何事でも二つ返事ですぐにいいですよと引き受けてくれる人の方が奇特なくらいですから、まずは一旦断られるものだろうと思っていた方が交渉するときの気持ちが楽になります。その上で粘ってみることなんでしょうね。ホントに断りたい場合もあるでしょうが、案外うまくいくことも多いみたいです。ゲーム好きな方はRPG(ロールプレイングゲーム)のミッションみたいに考えて交渉すると交渉過程そのものが楽しめると思います。私も経験値が10くらい上がったような気がします、ハハハ。

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2009年1月16日 (金)

ことしは今日がブログの書き始めです

冬期講習が14日に上がり、中学校の新学期も始まりました。遅ればせながら本年もよろしくお願いいたします。

さて、ことしは正月の3日から仕事を始めております関係で、寝正月ともならず元日・2日の休みを利用して読書三昧となりました。読書メモを残しておこうと思いながら去年は実行せずに過ぎてしまいましたので、ことしは定期的に読了した本を記録していこうと思い、さっそく1月半ばまでの分を書きだしてみることにします。

1 「走ることについて語るときにぼくの語ること」村上春樹・文藝春秋・2007年
2 「読む人間 読書講義」大江健三郎・集英社・2007年
3 「姜尚中対談集 -それぞれの韓国そして朝鮮-」姜尚中・角川学芸出版・2007年
4 「スヌーピーの処世哲学」廣淵升彦・海竜社・2006年
5 「三国志(二)」吉川英治・講談社(吉川英治歴史時代文庫)・1989年

1は村上春樹がランナーとしての自分を振り返ることで小説家としての来し方を振り返ることにもなっている点がおもしろいエッセイでした。長年その小説を読んできた読者としてはランナーとしての村上春樹は知っていましたが、実際どのようにしてマラソンやトライアスロンに出る準備をしているのか分かりませんでしたし、なにより「風の歌を聴け」以来変わらない村上春樹の作家としてのスタンスも見えておもしろく読みました。
2の大江健三郎も自分が読んできた本を通じて、作家としての自分の今がどう形作られてきたかを語る興味深い本です。英詩やダンテの「神曲」を読んでみたくなりました。
3は対談集です。対談している人々の年齢も職業もまちまちでありながら、姜尚中が「在日」という存在として日本と半島との間でどういうところに立ってものを考えようとしているかがよく分かりました。
4はなかなか味わい深い本です。シュルツさんの「ピーナッツ」に登場するおなじみのチャーリー・ブラウンやルーシー、ライナスそしてスヌーピーたちの英語のセリフを紹介しながらそこに込められたシュルツさんの深い人間洞察がほのぼのとした調子で解説されております。
5の吉川三国志はこれで何度目でしょうか。3度目か4度目だと思いますが、何度読んでもついつい引き込まれてしまいます。それだけストーリーを忘れているということかもしれません(笑)。文庫で八冊ありますのでまだ序盤ですが、呂布と劉備の関わりがこんなにあったんだっけとすっかり忘れておりました。いずれ「三国志演義」や正史の「三国志」も手を出したいものだと思っております。

去年から読みかけの本もあわせてですが、期せずして村上春樹・大江健三郎・姜尚中の三者とも自己の立ち位置を確認するような本だったなと思います。年頭に読んだのも何かの縁でしょうから、私も自分の現在の立っているところを確認してみようと思います。

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