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2007年11月 6日 (火)

江戸的スローライフのすすめ・その1

NHKの朝の連続ドラマ「ちりとてちん」が面白く、欠かさず見ています。朝の連続ドラマはどのシリーズもほぼ毎朝見ておりますが、今回は落語家の世界を舞台にしているということで、特に楽しんでいます。

で、「ちりとてちん」の話ではなく落語の話です。立川志の輔さんという落語家さんがいらっしゃいますね。「ためしてガッテン」の人とか焼きそばのCMの人というイメージを持っていらっしゃる方が多いかと思いますが、この志の輔さんの落語がすごくおもしろいです。毎年パルコ劇場で「志の輔落語inパルコ」という独演会を開いていて、この会で披露される新作落語(もちろん志の輔さんの作ったものですが)や古典落語の志の輔的リメークが、最高です。

新作では「メルシーひな祭り」や「ディア・ファミリー」「忠臣ぐらっ」、小品ですが「はんどたおる」なんかもいですねえ。古典のリメークでは「中村仲蔵」「徂徠(そらい)豆腐」とか、何度聞いても笑えて、ホロッしてそのうえ元気が出てきます。

どの噺のまくらでだったでしょうか、落語の面白さに触れて「なあんだみんな自分と同じなんだ」と安心できるところではないかと志の輔さんは話していましたが、確かに落語を聞くとなんだか肩の力が抜けてホッとできます。ものに囲まれて便利な暮らしをしていながらストレスの多い現代の我々。携帯もパソコンもないけれどゆったりとした時間を過ごすことができて、人と人との距離がもっと近くて濃かった江戸時代の人たち。どうも心豊かな毎日を送るということでは、江戸時代の人たちにかなわないのではないかという気がします。

一生懸命芝居の稽古をする「中村仲蔵」の仲蔵さん、下積みの荻生徂徠のところに毎日オカラを運んであげる「徂徠豆腐」の上総屋七兵衛さん、みんな人と人とのかかわりあいの中で何が大事なものなのか教えてくれます。機会がありましたら、ぜひ一席お聞きになることおすすめします。

で、今日の話のオチはあるのかと言われそうですが、商売がら「落ち」は出せません。お後がよろしいようで。

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